アユタヤの美術

ビルマ軍の侵攻により、建築物や美術品など残されたものはわずかではありますが、そのわずかなものから当時の美術について知ることができます。

当時は、体全体に装飾が施された宝冠仏という仏像が多く作られていたと言われます。

このことから、アユタヤ王朝の栄華をうかがい知ることができるでしょう。

アユタヤ王朝は、王にふさわしい権威を感じさせるようなものを身につけようとしたので工芸品や美術品の制作に対しては費用と労力は惜しまなかったと言われています。

黄金の壺や、宝石を使った細工品など現在でも価値の高い品々です。

特に重要とされていますのは、石や青銅で作られた仏像です。

一見才能の欠如ともみられるような仏像には、制作にアユタヤ王の好みと意思が優先されたため定型化したためとわかっています。

また、アユタヤの絵画の分野は、独自の表現がみられることから美術史的価値が認められています。

しかし、ビルマ軍の侵略により町が壊滅状態となったことから、現在まで残っているものは非常に少ないと言われています。

ワット・ブッタイサワンにあった壁画は、アユタヤ絵画の最高傑作とまで言われておりましたが1969年の修復工事の際のミスによりすっかり損なわれてしまったのは残念な話です。

タイの伝統演劇と密接な関係にあったことは残された写真からのみうかがい知ることができます。

構図上のコントラストも見事なものでした。

交通について

バンコクから北へ約76kmの場所にあるアユタヤは古くから水に恵まれた街として知られています。

四方を川に囲まれ、中洲の部分とその外側部分によって町は大きく2つに分かれます。

主な見どころスポットは、中洲とその外側に点在しており中洲内は徒歩でも観光できますが、外側は、トゥクトゥクや車がないと観光しにくい場所となっています。

トゥクトゥクの料金は交渉制で、運転手と交渉して決めることが一般的となっています。

相場は1回30B~ですが、夜間は日本のタクシーに深夜割増があるように、トゥクトゥクも倍の料金となりますので覚えておきましょう。

中洲内や外側の見どころスポットを効率よく回りたいのであれば、トゥクトゥクや車を利用することをお勧めします。

トゥクトゥクをチャーターする場合は、相場としては1時間300B~が目安となります。

また、運動に自信がある方にはレンタル自転車をお勧めします。

1時間15Bほどですからレンタル料も安く、トゥクトゥクのような交渉もなく、気兼ねなく観光できるでしょう。

また、「世界遺産アユタヤの旅とチャオプラヤー川クルーズ」という専用の船もあります。

10時間かけてリバーサンクルーズ号にてのんびりとクルーズを楽しめます。

船はチャオプラヤー川や支流をさかのぼり、アユタヤへと向かいます。

船内では10時45分ころから昼食ビュッフェがあり、9時頃にはティータイムクッキーとケーキのセルフタイムサービスもあるので優雅な時間を過ごせるのではないでしょうか。

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